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研究職キャリア・ノート

助教 転職 民間

助教・特任から民間へ転職するかどうかを決める基準

公開

「辞めたいかどうか」で考えると決まりません。研究が嫌になったかどうかと、いま動くべきかどうかは、別の問いだからです。判断は条件で切り分けます。

残る方が合理的なケース

この3つが揃っているなら、外の市場を見る必要は当面ありません。

なお、この記事は任期付きの立場を前提にしています。任期がない場合は前提が変わります。 不安定さではなく「辞めると何が止まるか」が判断の中心になるので、大学教員を辞めたい人が、動くかどうかを決める前にを先にご覧ください。

動いた方が合理的なケース

どちらとも言えない場合

大多数はここに入ります。この場合の推奨は、決断せずに情報だけ取ることです。

転職エージェントの面談は無料で、受けたからといって応募の義務は発生しません。面談で何を聞かれ、どう断れるのかを先に知っておけば、身構えずに済みます。市場が自分の経歴をどう読むかを知ると、残るという選択の根拠も強くなります。「外でも通用するが残る」と「外を知らずに残る」は、精神的な負荷がまったく違います。

情報を取る先は面談だけではありません。研究を続けたまま外に出る形が気になるなら、博士が企業研究所へ転職するとき、論文実績はどこまで効くかで、募集がどこに出ているかと、論文実績がどう読まれるかを分けて扱っています。ここも、応募する前に確かめられる範囲の話です。

兼業・副業という中間解

いきなり移らずに、業務委託や技術顧問で外の仕事を持つ選択肢もあります。所属機関の兼業規程を確認したうえでですが、実務経験がない、という最大の弱点をこれで埋められます。

相談先の選び方

一般的な転職エージェントに行くと、大学教員という経歴を扱った経験がないことが多く、話が噛み合いません。研究職の経歴を読める相手を選んでください。各社の得意分野と、それぞれ向かない人の条件はエージェントの比較に並べてあります。対象を大学院修了者に絞っているサービスについては、公式サイトで確認できる範囲をアカリクキャリアの評判と、情報系・工学系から見た使いどころにまとめました。